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高齢化が進み、高齢社会に突入しています。そして、今後も高齢化が進み、超高齢社会になることが予想されています。
H27年9月発行-総務省の報道資料(上図参照)によると、H27年9月15日現在で65歳以上の高齢者人口は3384万人、総人口に占める割合は26.7%と共に過去最高となっています。また、80歳以上人口が初めて1000万人を越えたと発表されています。
高齢者の総人口に占める割合は、昭和25年の4.9%以降、一貫して上昇が続いており、平成27年には26.7%です。総人口の4人に1人以上が65歳以上の高齢者です。
平成52年(2040年)の将来推計値では36.1%となっています。25年後には、3人に1人以上が高齢者になるということです。
上記の推計が示すのは、人口が減っていく中で、高齢者割合が増すということであり、少子高齢化という日本の現状を顕著に表しています。
以下の図(国立社会保障・人口問題研究所HPより抜粋)は、人口ピラミッドです。2050年以降の推計図では、土台がポキッと折れてしまいそうです。
経済情勢の好転も見られない状況において、やはり、新たな産業構造や生産性向上のしくみの構築による経済の発展と将来不安を少しでも軽減する年金制度への変革は必須のようです。
経済という大きなお話はこの辺にして、
高齢者と認知症の関係に触れるとします。
成年後見人の役割(仕事) | |
財産管理 | 身上監護 |
・不動産などの管理・保存・処分 ・金融機関との取引 ・年金や不動産の賃料など定期的な収入の管理やローン返済、家賃の 支払い、税金、社会保険、公共料金などの支払い ・生活費の送金 ・生命保険の加入、保険料の支払い、保険金の受け取り ・権利証や通帳などの保管 ・遺産相続などの協議、手続き など |
・本人の住まいの契約締結・費用の支払い ・健康診断などの受診・治療・入院費用の支払い ・医師から病気やケガなどの説明に同席 ・介護保険などの利用手続き ・リハビリテーションなどに関する契約締結、費用の支払い ・老人ホームなど施設の入退所、介護サービスなどの情報収集、本人との話し合い、費用の支払い ・ 介護サービスや施設のチェック、異議申立て など |